名古屋国際マラソンが行われた。
誰よりも注目されていた高橋尚子選手は自己最悪のゴール。
一方で優勝をしたのが
初マラソンの中村友梨香。
時代は確実に移り変わっているのを感じずにはいられない。
スポーツニュースでは
高橋尚子選手の特集をやたらとやっていた。
「夢はかならず叶うんだということを実現させるための走りを―」
彼女は何度もそれを繰り返したけれども
結果はついてこなかった。
心だけでは超えることのできない壁が確かにそこにはあった。
走る前に期待はあったのだけれども
いざ走ってみたらやはりという結果に終わった。
手術をしていたという事実はあったのだけれども
すでに35歳という年齢では
スポーツ選手のピークは過ぎてしまっているように思う。
スポーツ選手の現役の期間というのは至って短い。
中には何歳でも挑戦できるものはあるのだけれども
大抵のスポーツは20歳台でピークを迎え
30歳には衰えを隠せずにやがては引退に至る。
僕は現在25歳。
まだ体に衰えなんて感じてはいない。
けれどいずれは体が重いことを感じる日がやがては来るのだろうと思うと
結構不安だ。
スポーツ選手であれば
一般的社会人である僕よりも顕著にその不安を感じずにはいられないだろう。
30を迎えて自分のピークが過ぎたことを感じたときに
スポーツ選手たちは何を思うのだろうか?
引退という決意は難しいのだけれども
決めるべきときにそれを決断しなければならない。
考えようによってはいつまでも古い血がそこに残ってはいけないのだから。
時代は変わる。
中村友梨香という新しいスターが今回現れた。
彼女の今後はわからないけれども
いつの時代もまた新たな希望が芽生えてくる。
次から次にこれからも新星は出てくるだろう。
そうでなくては困る。
その国を背負って立つ人間が何十年も同じということは
その国が進歩していないことを示している。
彼女の栄光を僕らはもちろん知っている。
それが人の記憶から消えることは一生無いだろう。
高橋尚子選手はまだ引退を表明はしなかったけれども
そろそろ次の世代にバトンを渡してみてはどうだろうか?
夢が叶うということを自分の背中に背負うのではなく
次の力に託してみては?
彼女の経験をマラソン界に活かせることに
活躍の場を変えてみたらどうだろうかと思わずにはいられなかった。
名古屋国際マラソンとその後のインタビューだった。
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